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【第029号】体験型研修の導入//資料の作り方//セミナー案内 ( 2014.07.01 )
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SR-VISIONS 社労士事務所の安定経営のためのメルマガ
【第029号】体験型研修の作り方//資料の作り方//セミナー案内
2014年6月30日号
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【目次】
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林日記:体験型研修の作り方
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コラム:資料の作り方
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セミナー:【7/15東京】正しいアライアンスとは
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【SR-VISIONS】 http://srweb.jp/
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<<林日記:体験型研修の作り方>>
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「座学は終焉する」と言う友人が居ます。
半分正解で半分不正解だなと感じています。
座学は座学の良さがあります。座学でしか出来ないことも。
しかし、「コミュニケーション」「営業」「刻々変化する
状況に対応した判断」こういうものは座学で実施しても
あまり意味がありません。
あるいは「チームビルディングの有効性」は座学がいいのですが
「チームビルディングの実践やシミュレーション」となると
体験型の方が研修効果が高く現れます。
先日も「社労士事務所経営研修 SR-GATE」の講師を
行ってきましたが、トータルで事務所経営を学ぶための
到達点のひとつだと実感しています。
最近とても研修ゲームの構築オファーが増えていますが
実際にやっていることは、紙に線を書き、名刺カードに字や
数字を書くという、とっても地味なことから始まります。
以下に、私が今もよく制作するアイスブレイク用の
体験ゲームのサンプルを紹介しますので、お試しください。
★☆誰でも簡単に導入体験型研修:アイスブレイク編☆★
【ことばづくりゲーム(何人でも):機転と交渉】
1.ひらがな50音が書かれたカードを数セット用意する(普通に売ってます)
2.参加人数4人毎に1セットをよくシャッフルし、10枚ずつ配布
3.制限時間15分間で、カードを用いて「ことば」を作る
4.点数は「カードの枚数-1点」とする
5.他のプレイヤーと合意のもとカードを交換しても良い
※つまり文字数が長いことばを作るほど高得点
[プレイのポイント]
・自分の手札からどんな言葉を作るか想定する
・優勝するための最低点を推定する
・欲しい1枚に対して2枚以上での交換が適切かを考える
・数人でカードをシェアし「同点優勝」を目指す
[振り返りポイント]
最後の振り返りとしては以下を考えさせることができます
・よく使われる文字を外す(「い」「か」「し」「ん」など)
・スマートフォンなどを上手く活用し長い言葉を調べる
・相手にメリットが有る交渉の仕方が何かを考えさせる
【企業内ロールプレイング(10名まで):営業と瞬発力】
1.特定の企業や業界の「サービス」と「顧客の悩み」「意見クレーム」をまとめる
2.それぞれを10〜20枚程度名刺カードに書く
3.よくシャッフルし、3つの山から1枚ずつカードを引く
4.回答者は、出たカードに対し「悩みに答え」「サービスをセールスし」
「意見やクレームに対するフォロー」を2分程度でプレゼンする
5.参加者が多数決で評価する
[プレイのポイント]
・回答者の評価終了後に、フィードバックを必ずする
・人の好き嫌いで評価しないようにさせる
[振り返りポイント]
よくあるシチュエーションが決まっているロープレより
顧客悩みや意見はアチラコチラへいくことから、瞬発的な
営業トークを磨く必要性があることを説明。
いかがでしょうか。
SR-GATEもメイン部分はこのロープレを使っています。
体験型研修をメインにしなくても、このようにアイスブレイクや
座学の効果測定など様々なところで活用できますし、参加者の
満足度は確実に上がります。
ぜひ、お試しくださいませ。
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<<コラム:資料の作り方>>
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プレゼン資料に苦戦されている先生が多くいらっしゃるようです。
当然ですが資料作成は奥深く、メルマガで書きれるものではありません。
劇的に変わる3つの方法を今日は紹介したいと思います。
【1.フォントを変える】
「MSゴシック」「MS明朝」「なんちゃら創英角」を変えましょう!
▼オススメは「ヒラギノゴシック」「新ゴ」
ただ、フォントは基本有料。導入しても良いのですがお試しならば
「無料の日本語フォント」で試してみましょう。
▼別のパソコンだとフォントが表示できません
あくまでも印刷用です。PDFに変換する時に「フォントを埋め込む」
設定にすれば問題ないでしょう。
【2.文字のルールと位置を決める】
見出し、本文などのフォントサイズを固定しましょう。
出来れば「見出しの位置」も全ページ固定するのが望ましいです。
▼行間を設定しよう
よく改行で行間を空けている資料を見ますが、あれだと修正に
とても時間がかかります。きちんと設定しましょう。
<PowerPoint 2003の場合>
[書式]メニューの[行間]を選択。
<PowerPoint 2007以降の場合>
[ホーム]タブから[段落]グループを選択し、[行間]ボタンにて
数値を変更する。または[行間のオプション]で、細かい設定も可能。
▼位置も注意!
画面端ギリギリに文字があったり、無かったり、下に行くほど
行頭の位置がズレたり...。読む人を考えて、きちっと揃った
資料にしましょう。
【3.主流の流れやレイアウトを参考にする】
プレゼン資料をつくると、「フローはどう見せる?」もしくは
「キッカーっているの?」「表の見せ方は?」という外資系的な
疑問を持つ場合がありますが、全く無用です。
私のオススメは、今すぐ携帯電話の総合パンフレットを取りに行って
レイアウトを参考にする、という方法です。
凄く頭の良い集団が資本を投下して作成したデザインとレイアウト
説明の流れがイマイチなわけありません。
特に携帯電話は色々なプランがありますので、社労士の顧問料金で
割と選択肢がある方は特に参考になることでしょう。
いかがでしたか?
「言うは安し」と言われればそれまでですが、3つの内のひとつでも
できれば全然印象が変わりますので、ぜひお試し下さいね。
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<<セミナー:【7/15東京】正しいアライアンスとは>>
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来る7/15(火)に司法書士の佐藤良基先生と研修をします。
佐藤先生は「ひとり事務所」をすすめるコンサル活動も
されており、今回はアライアンスについての少人数制勉強会です。
ゲームを使った体験型で、構築は私がやったのですが今回は
以前、東京と大阪でやっていた「PDCA研修」のカスタマイズ版です。
<過去のレポート>
http://srweb.jp/study/report08.html
「正しいアライアンスとは何か?」
他士業との連携は必須ですが、それは何処で見つけるのか?
例えば税理士のパートナーが欲しい。交流会に居た!
お願いし、提携した。
果たしてこれでいいんだろうか?
なんてことをゲームを使って考えていきます。
提携はこちらが選ぶ立場であり、逆に選ばれる立場でもあります。
ひとり事務所でのアライアンスの考え方をもう一度考えてみましょう。
そして、この研修に参加すると、きっと同じ研修は出来るように
なりますので、オススメです。何故か1000円ですしね(笑)
<アライアンスの重要性をゲームで体感しよう!>
http://ryoki-blog.net/2014/06/entry2615.html
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それではまた、次回のメルマガもお楽しみに。
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