【勉強会レポート】経営理念・行動規範を導入する勉強会 2012年2月18日(土)
今回は、Hunt&Company社会保険労務士事務所 代表の野崎大輔先生を講師としてお招きし、先生がなぜクレドや行動規範などの仕事に注力されているのか、どのように営業し、どのように業務を進めているのかをお話いただきました。
まずは名刺交換の時間を取らせていただき、その後、野崎先生にご自身のプロフィールをご紹介いただきました。学生時代のこと、社労士に興味を持ったキッカケ、職歴など詳細にお話していただき、野崎先生の人となりを知ることができました。また、参加者の皆様にも簡単に自己紹介をしていただきました。
次に、「ES(従業員満足度)」についてご説明いただきました。メンタルヘルス・セクハラ・パワハラなど、職場には様々な問題がありますが、今後の課題はその背景にある根本的な問題を発見し、解決することが重要とのことでした。
続いて、経営理念構築の営業方法と仕入れの概念についてお話いただきました。リッツ・カールトンホテルでのセミナーを例に挙げ、セミナー受講は「仕入れ」であるとした後、経営者の頭の中にある経営理念を可視化することの重要性についてご説明いただきました。また、参加者様にご自分の経営理念を発表していただきました。
次にお話いただいたのは、行動規範構築と経営理念の関係についてです。理念浸透型経営の必要性を説いた後、経営理念とクレドの違い、ESの高低による組織の特徴の違いをご紹介いただきました。この際、リッツ・カールトンホテルやスターバックス等を例に挙げていただいたので、とても分かりやすいと感じました。
そして、講師事例(注意点と運用方法)をお話いただきました。ある動物病院の事例を取り上げ、写真や実際にスタッフさんが作成された行動指針の模造紙を用いて、ご説明いただきました。また、ファシリテーターの心構えや効果的な運用方法など、野崎先生が講師体験を通して実感された事を教えていただきました。その際、「クレド作成後、どうすれば組織に定着するか」を参加者全員に発表してもらうワークで会場が盛り上がっていたのが、印象的でした。
最後の1時間は、質疑応答の時間とさせていただきました。真面目な質問から多少砕けた質問まで、参加者の皆様は野崎先生に様々なことを訊いておられました。また野崎先生も、それらの質問に対し丁寧に答えてくださっていて、野崎先生をより知ることができる貴重な時間となりました。
18時から始めた懇親会では、皆様和やかな雰囲気で、参加者様同士や野崎先生、弊社林と歓談されていました。弊社で懇親会を開催するのは今回が初めてだったのですが、次回からもぜひ勉強会の後はこのような場を設けたいと思いました。
(レポート執筆:鈴木)
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