【勉強会レポート】体験型ですぐに検証「事務所経営入門」2012年9月23日(日)
本日の勉強会には、4名の先生にお越しいただきました。
名刺交換をしていただいた後、現在の状況を確認させていただくため、お一人おひとりに開業時期や顧問数・顧問料金などをヒアリングしました。普段、このような話は社労士先生同士でもなかなかできないと思います。そのため、皆さま他の参加者さまのお話を聞きながら、「へぇ〜、そうなんですね」と相槌を打っておられました。
続いて、資金・営業手法・紹介者・商談など、事務所経営には欠かせない事柄について、弊社が収集したデータに基づきお話しました。ディスカッションも交えながら、少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気で進められました。
続いて、弊社が開発した「社労士事務所経営ゲーム『SR-GATE』」を実際に体験していただきました。まずゲームの進め方をご説明し、次に事務所形態や営業手法などを決めていただきます。どのような形態の事務所を選んだかによって経費や商談数が変わってくるため、皆さま慎重に選んでおられました。
また、営業手法に関しても、
@ ゲーム上「キャパシティ」として扱われるキューブの数が足りない場合
A ゲーム上「社労士力」として扱われるコマの数が足りない場合
などに選べないものがあるため、皆さまジレンマを感じながら営業をされておりました。
また、1年を通して年度更新や法律改正などのイベントもあるため、より現実に近いスケジュールでゲームを進めていただけました。
そして、本ゲームの要となる「商談」ですが、参加者さまの多くは苦戦されていました。「経営者からの相談に応じつつ、最終的に自分の売りたいサービスを売る」という場面はよくあることだと思いますが、一見まったく関係のない事柄を瞬時につなげる話術の難しさを実感していただけたかと思います。
また、業界特性を知らないと最適なサービスを提案することができないので、ターゲット業界を勉強する必要性も感じていただけたのではないでしょうか。ゲーム終了後、ほとんどの先生の年収・顧問数・預金残高などが実際の事務所状況に近い数字となったことがとても面白いと思いました。
実際、参加された先生から以下のような感想をいただきましたので、紹介させていただきます。
参加者様のご感想
繰り返し参加することで、『商談力』が身に付くゲームだと思います。
- 『実際にやってみたい・みたかった』開業の仕方、営業方法等をノーリスクで体験できる
- シュミレーションのゲームにとどまらず、繰り返し参加することで『商談力』が身に付く
- 一緒に参加された先生の『現場』を垣間見ることで、様々な刺激を受けることができる
- ゲームでありながら、周りに『プロの目』があるため、良い緊張感が保てる
- 意識の高い社労士仲間と出会えるチャンスの場である
- 『自分の努力ではどうにもならないこと』も疑似体験できる
- 『ゲームでありながらリアルな世界』の中である程度の結果を出すことで『自身』がつく
SR-GATEに参加して良かったです。
すごい良いゲームですね。商談もなかなか難しかったですが、経営のセンスが問われるゲームでもありますね。雨の中、愛知県から行った甲斐がありました。初めはどうなることかと思いましたが、皆さんの愛情に包まれ、何とか商談も進めることができました。
林さんにも詰めの甘さを指摘されてしまいましたので、今後の営業、商談の課題にさせて頂きます。ありがとうございました。
磯部法子社会保険労務士事務 磯部 法子 先生
今後も、参加者の皆さまにとって有意義な勉強会を開催したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 (レポート執筆:鈴木)
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